県教育委員会が11月16日に発表した「県立学校改革推進プラン」が、地域で大きな波紋を呼んでいます。改革推進プランといっても、実際のところは高等学校の再編成で、夷隅地域では、生徒数の減少に伴って、いすみ市内の大原高校と岬高校、勝浦市内の勝浦若潮高校の3校を、4年後の平成27年度に統合するという内容です。高校の生徒や保護者、学校関係者はもとより卒業生や後援会関係者にとっては、母校が存続するかどうか大変大きな問題です。従って高校再編は、どこでも大きな騒ぎになっています。
このため、地元からは計画の白紙撤回を求める声も上がっています。県教委は「夷隅地域では少子化が進み、高校統合の緊急性が高い」と説明しており、12月中旬から地元説明会を開く予定になっています。今のところ、岬高校と勝浦若潮高校を大原高校に統合すると発表されていますが、統合では廃止される高校や地域から必ずクレームが出てきます。
しかし、実際には3校とも定員割れしているのが現状で、この背景には地元の中学生が、千葉や茂原方面の高校へ進学しているケースが多いことが挙げられています。そこで私は、何とか地元の中学校と高校が連携することによって、高校の定員を満たすようPTAや後援会などが、総力を挙げて取り組むことが大事だと思っています。まだ再編までには、時間的な余裕もありますので、まずはこうした取り組みを行い、それでも再編が避けられないようなら、その時点で再検討すればよいと思っています。